融資承認が下りた土地の決済が完了しました。
銀行融資を使った決済は実に2年ぶり。
実行完了後に、仲介した業者さんから
「もう1物件どうですか?」と貪欲なご提案(^^ゞ
銀行の担当者…この方は本当に優秀だと思う…をちらっとみたところ
渋い顔で「次はしばらくお休みしてくださいね。」との一言(笑)
そりゃそうですよね。
この地銀さんでは融資金額も4億円近くになってますし
積算があまり出ない新築アパートなので担保評価も厳しい。
今回融資が出たのも、この敏腕担当者のおかげです。
次の1棟にいくとすれば、新たな金融機関の開拓が必要で
4月以降の金融情勢にもだいぶ影響を受けてしまう。
なお、この地銀さんについて現時点では方針はさほど変わっていないとのこと。
変わっている点として、レジ以外の店舗・事務所系に対しては以前よりも厳しくなっているようだ。
通常のレジ物件であれば、地道に預金残高を積み上げる
取引を活発化するなどしていけば、今後も融資をしてもらえそう。
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月末ということで、やはり混雑していて振込の着金までにだいぶ時間がかかる。
というわけで、業者さん、銀行担当者、司法書士さん含めて雑談。
かぼちゃの馬車、オーバーローンやエビデンス改竄の実態
地方でスルガ融資を使った人の出口がない現状、三為業者の苦境、など。
その業者さんは、比較的にオープンな(?)業者さんで
言いにくいことをはっきりと言う。
「年収700万円くらいなのに、預金が億あるって言ってるんですよ。
絶対持ってないだろと思うんですよね。ただ、こちらも商売なので深追いはせず、
そんな時は銀行とのやり取りは本人に直接してもらいます。」
銀行担当はただ黙って苦笑い。
昨年もとある地銀では、銀行の残高証明の改竄を
担当ではなく審査部が発見してしまったことで大変な騒ぎになり
エビデンスのチェックが異様に厳しくなったことは記憶に新しい。
銀行担当も融資のノルマがあるので、可能であれば貸したいはずで
仮に異変に気づいたとして、物件が物凄く良かったりした場合には
その後の対応は人によってかなり変わってきそうですね。
銀行融資が少し厳しくなるだけで
中間省略を自転車操業で回していた業者さんは、バタバタと倒れていく。
市況が厳しくなる中では、これまで以上に融資を出せる銀行・支店を開拓することの重要性が高まってきます。
ファイナンスに特化したサービスを提供する会社も今後、増えてきそうです。
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