当たり前の話ですが、不動産以外のネタでは、みなさまからのアクセス数は極端に減ります。
そりゃそうですよね(^^ゞ 政治の話や安全保障の話なんて普通は興味ないと思います。不動産投資を始める前のかつてのわたしもそうでした。
不動産投資をきっかけに様々な人と出会ったことで、自分のこれまでの価値観や固定観念が崩れ、「何のために生きるのか」という根本的な問いを自分に発し、最終的には「日本のために何が出来るのか」を考えるようになりました。
不思議なことにこれまで仲良くなった方々の多く、大家さん、事業家さん、何が本職なのかわかんないけど凄い人、その中でも特に海外でビジネスしている方の多くは思想的に保守であることが多いです。
日本の現状を憂慮し、これまで日本のために尽くしてくれた先人に報いるためにも、歯をくいしばって世界にうって出ていくわけですから、祖国日本をとても大事にされています。
このブログを見ていただいている非常に懐の深いあなた様とは、何かしら共通の土台というか根っこの部分で、共感し合えるものがあると信じつつ、今日もポチッとお願いいたしますm(__)m
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さて、阪神・淡路大震災の真実の続きです。
みなさんは、「ポジティブリスト」という言葉をご存知でしょうか?
日本の自衛隊はこのポジティブリストで動く、すわなち「これだけはやっていい」という制約のもとで活動します。逆に言うと、そのリストに書いてないことは一切やってはいけません。
一方「ネガティブリスト」という言葉も存在します。世界の軍隊はこのネガティブリストで動く、すなわち「これだけはやってはだめだ」という制約のもとで活動します。例えば、捕虜を虐待してはいけないとかですね。
軍隊がネガティブリストで動くことは世界の常識であり、自国民を護るためには必要な措置と考えられます。
ちなみに「ポジティブリスト」で動く代表的なものとしてあげられるのが「警察」です。
さて、#58 阪神・淡路大震災の真実で書いたように、地震による倒壊で瓦礫にはさまれて動くけなくなり、その後の火災で迫りくる火から逃れられず、生きながら焼き殺されてしまった人が多数いました。
その場に警察は駆け付けました。消防もいました。でも、瓦礫をどうにもできず、ただ焼かれていくのをご家族の方と見るしかなかった。
自衛隊だが持っている装備があれば、瓦礫などあっという間に除去できるのに、自衛隊の現地への到着が遅れました。
阪神・淡路大震災で何が起きたのでしょうか?
(この内容は月刊Hanada2018年5月号にも書かれていますが、わたしは過去に他の媒体で目にした記憶があります。)
陸路からの救助
確地震直後の混乱と通信状況の悪さから自衛隊への出動要請は確かに遅れました。ただ、その遅れは致命的なものではありませんでした。
まず自衛隊は陸路からの救助に向かいますが、それを阻んだものがあります。車の大渋滞です。
地震の混乱から乗り捨てられた車で道路は機能せず、まとめに進むことができません。
自衛隊の装備をもってすれば、無人の車を潰して前に進むことはわけないのですが、残念ながら「ポジティブリスト」には、”無人の車を潰していい”とは書いてありません。車を避けながらの進行となります。
さらに驚いたことに、緊急事態のにも関わらず赤信号ではきちんと止まります。これも「ポジティブリスト」の制約です。
この話を昔聞いた時に、「そんな馬鹿な話があるか」と思いました。救助を待っていた家族の気持ちで赤信号で待つ自衛隊を見た時に、どんな思いを持つか想像するだに苦しいです。
自衛隊が悪いわけでは全くありません。法に対して厳格に行動する自衛隊からであるがゆえの行動であり、その異常な状態を放置したままの政治家、政治家にまともな仕事をさせてこなかった我々が悪いのです。
海路からの救助
神戸は南北に短く東西に長い街です。
仮に陸路がだめでも、港から自衛隊を展開できれば、現地にあっという間に到達できます。陸路からの救助に難航した自衛隊は、港からの進行を決断します。
ところが、いざ神戸港から救出に向かおうとするとそれを阻んだものがあります。
神戸港のある労働組合です。神戸生まれの青山氏によれば神戸は左翼の街だそうです。その労働組合は「人殺しの軍隊を神戸に入れるな」といって、自衛隊の入港を拒否しました。
月刊Hanadaには書いてありませんが、私が聞いた話では、左翼の有名な女性政治家も労働組合と一緒になって自衛隊を拒否しました。
その後、長時間の交渉の末、自衛隊はやっと入港できたわけですが、その何時間のロスによって、多くの方が瓦礫に挟まれて生きたまま焼かれてしまったのです。
この話を信じるか信じないかはもちろんみなさんの自由ですが、これが自衛隊の現実なんです。
自衛隊を憲法に明記するだけじゃダメなんです。自衛隊が現場で力を発揮できるように、ネガティブリストで行動できるように変更し、誰のどんな妨害があろうとも、自国民を救出するために「ダメ」と言われたこと以外は何でもできるようにしないと、救える者も救えない。
北朝鮮から国民が拉致されたでのあれば実力行使してでも奪い返しにいく。実力行使が出来れば、それが抑止力にもなる。
日本を自国民を護れる国に一刻も早くしたいと、心より願っています。
追伸
自分の文章の下手さに落ち込んでおります。
乱文を読んでいただき感謝します。。。
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